日付が不明ですが、夏休みに入る前の短縮授業の時期だったと思います。学校帰りの制服のままで電車区事務所に撮影許可をもらいに行くと、正確な語句は記憶していませんが「かめへんよ、気ぃつけてね」というような返事であっさりと許可をいただきました。おおらかな時代でした。
クモハ32001。クモハ42の4扉化改造車。上り方(長尾方)は全室運転台だが下り方(片町方)は半室運転台で、そのために下り方の先頭に立つことはなかった。
撮影を終えて帰りのあいさつに行った時に、放出(ハナテン)の留置線の撮影許可はどこに行けばよいか尋ねてみると、これまた「かめへんよ、気ぃつけてね」というような返事をいただきました。とってもおおらかな時代でした。
ネガの状態が悪く全体に青みが強くなっていますが、車体色を優先に色補正しています。
その数日後に放出訪問。当時は周囲は空き地で留置線4本だけの、のどかな場所でした。
※この記事の作成日は2019/6/11です。